2010年12月16日木曜日

鹿肉!Game meat.

我が家に鹿肉到来!

まずはこれ。リブ。

そしてこれ。
サーロイン。

まあ、二人なので、この程度で十分、、、っていうか、これ以下でも良かったのに!

夫と一緒にファイヤーアーム(銃)のライセンスを取ったお友達は、この秋、早速ハンティングデビューしました。

そして、仕留めたのがこの鹿さんなわけ。

ところで、、。
この“ハンティング”、いろいろと”きまり事”があって、たとえば
*この時期は、日が昇る1時間半前から日が落ちた後の一時間半までしかダメですよ、、とか
*今年から来年はこの種類のメスは撃ってはいけませんよ、、とか
*狙うのは鹿だったら、この部分!とかちゃんと図解されている。それは、一発で鹿が死ぬように、、、ですよね。変に足、、とか腰、、とか撃って逃げられたら、かわいそうな鹿さんは痛いまま森をさまよう事になるので、“ヤルなら間違いなく一発で殺ること!”と、なっています。
(なんかね、、、この辺がイマイチ解せないんだわ。ハンティング自体、私はかわいそう、、って思うけど、やるならバッチリ一発で仕留めないとかわいそう、、とかね。ま、確かに、、だけどさ。)

でもね、、
全然話は違うけど(ちょっとかわいそうな話しです。読みたくない人は、飛ばしてください)、1ヶ月くらい前だったかなあ。バンフに住む義弟がハイウェイで 鹿を撥ねちゃったのですよ。カナダではよくあることです。鹿が道に出てきたらどんな風に避けるか、、とか、勉強しとかなきゃなんですわ。まあ、それで、ハ イウェイだからスピードも出てるし、ブレーキも間に合わず、回避も出来ず撥ねるしかなかったのだけど、もちろん、車もダメになるんです。へこむしライトは 割れるし、どうかしたらフロントガラスも割れますよ。それで、その鹿は、まだ生きてたらしく、そういう場合はすぐに警察を呼んで、彼等のガンでトドメをさ してもらうのです。痛いまま息も絶え絶え放っておく、、なんてしちゃだめなんですって。すごい人は、っていうか、もしもナイフを持っていたら、自分のナイフ で、トドメをさしてあげるそうです、、、。あたしゃ、できないよ、、、そんなこと。

鹿は体高がそこまで高くないので、車のダメージもそんなもんですが、やっかいなのは、ムース(ヘラジカ)。でかいので、撥ね方が悪いと、足が先に車に突っ込んできて、ひずめでフロントガラスを割り、、人にあたり、、、人が死ぬんです。 ひゃー。

カナダで運転、、、って気をつける事がたくさん!!(どんだけ森やねん?)

ま、そんなわけで、、、カナダ、、、って感じでしょ?

長くなったけど、昨日の夜は、これ
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鹿肉のミンチを調理しました。


そうそう、こういう猟でとれる肉の事を”Game Meat"ゲームミートと言うんだってさ!
猟で仕留めた鳥はゲームバードと言うんだって。
こちらの古いレシピには、ちゃんとGame Meatのページもありますよ。

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別の本には、ウサギの皮のはぎ方、、、とかも載ってたなあ。

ちなみに、、バカスカ、ハンティングして良いわけでなく、タグを買う(?)か貰うかするんです、、、国のハンティングのセクションから。”今年は4頭まで良いですよ”、、とかね。で、撃ったら、そのタグを鹿の耳につけて、とあるところ(スローターハウス?)に持っていき、解体してもらうこともできるし、自分で解体してもいいようです。持っていくときちんとこうやって小分けにしてきれいに包んでくれるようですよ!

で、、、、何を作ったかと言いますと、、、ラザニア!

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肉は、ニンニク、タマネギ、トマト、そして、沢山のハーブで長く煮込んで、臭みを消しました。まあ、やっぱり牛肉より、ちょっとニオイはあるけど、そんなに悪くなくて、あれ〜!むしろジューシーでおいしいいいいいい〜!!!!!

しかも、鹿肉は、高タンパクで他の肉よりも栄養価の良さといい、脂肪の少なさといい、健康志向の人たちの間では、なかなか注目の肉!と日本のウェブサイトに書いてありました。

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そして、ラザニアのお供は、最近好きなリースリング。
夏くらいからかな、、リースリングにはまって、あちこちのを飲んでいます。

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鹿さん。
ごちそうさまでした。
あなたの命引き継ぎました。
ありがとう!





鹿肉、食べてみたい方もそうでない方もおねがいしまーす!
さんきゅー!
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